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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 治療の進歩

ステロイド薬の使い方

著者: 吉澤靖之1 澤田めぐみ1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第1内科

ページ範囲:P.2148 - P.2149

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●COPDで膿性痰の多い症例はエリスロマイシン投与で治療後,吸入を含めたステロイド薬を使用するか,あるいはエリスロマイシンと同時併用を行う.プレドニゾロン投与で1秒量が20%以上改善する症例は,長期使用(吸入ステロイド剤も含めて)を行う.
●吸入ステロイド薬・ベクロメサゾン(ベコタイド®,アルデシン®,タウナス®)は10吹き,1日2回,10吹き,1日3回のように使用し,30吹き/日以上の増量は意味がない.吸入ステロイドの使用時はスペーサーを使用し,含嗽を必ず行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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