icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 治療の進歩

呼吸訓練と呼吸筋訓練

著者: 宮川哲夫1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.2170 - P.2172

文献購入ページに移動
●COPDの呼吸筋は呼吸筋疲労に陥りやすく,呼吸訓練と呼吸筋訓練により換気効率の改善と呼吸筋の強化が必要である.
●呼吸生理からみて,呼吸訓練と呼吸筋訓練の目標は,①運動部位を吸気補助筋から横隔膜呼吸へ移動,②呼吸数を減少し,1回換気量を増加,③最大吸気筋力の増大,④1回換気量に要する吸気筋力の減少,⑤吸気時間を短縮し,吸気流速を増加,⑥換気-血流比をマッチングさせること,である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら