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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 治療の進歩

運動療法の処方と実際

著者: 栗原直嗣1

所属機関: 1大阪市立大学医学部第1内科

ページ範囲:P.2173 - P.2175

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●運動能力をたかめることは,日常生活活動の質を上げるうえから大切である.
●運動療法には呼吸訓練,リラクセーション訓練,日常活動訓練,体力増強訓練などが含まれる.
●呼吸困難の強い患者には運動と休息を繰り返すインターバル訓練が適している.Hugh JonesIII度までの患者では持久力訓練を最大負荷量の8割程度の強さで行う.
●運動能力を,歩行距離などを含めて客観的に評価することは大切であり,運動時の低酸素血症や心拍数の変化,呼吸困難の強さなどを観察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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