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今月の主題 循環器疾患の画像診断 何を診断できるか—適応と限界
安静時201Tl心筋像による生存心筋量の評価
著者: 田中健1 相澤忠範
所属機関: 1心臓血管研究所付属病院循環器科
ページ範囲:P.2257 - P.2260
文献購入ページに移動●安静時201T1心筋像は生存心筋を直接画像化している.正常部位を100%とした201Tl摂取率により,任意の部位における生存心筋の定量的評価が可能となった.
●201Tl摂取率が60%以上で正常以下の領域は壁運動が保たれている非貫壁性梗塞であり,40%以上で60%未満の領域は壁運動が低下している非貫壁性梗塞と考えられた.
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