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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻13号

1993年12月発行

今月の主題 循環器疾患の画像診断

何を診断できるか—適応と限界

MRI

著者: 渡辺滋1

所属機関: 1千葉大学医学部第3内科

ページ範囲:P.2280 - P.2282

文献概要

●循環器領域ではスピンエコー(SE)法とグラディエントエコー法が汎用され,特に後者はシネMRIとして利用される.
●SE法は心血管の形態診断,心筋の性状診断,血流評価に有用である.特に急性期心筋梗塞では梗塞部は高信号として明瞭に検出される.
●シネMRIは心機能診断,血流評価に有用である.特に弁逆流,心内短絡流,大動脈解離の交通口の流れの評価に有用である.
●最近のMRIによる血管造影の進歩は著しく,今後大いに期待される方法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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