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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻13号

1993年12月発行

文献概要

今月の主題 循環器疾患の画像診断 どう診断するか—選択と読み方

僧帽弁逸脱

著者: 鈴木真事1 山口徹1

所属機関: 1東邦大学医学部第3内科(大橋病院)

ページ範囲:P.2318 - P.2321

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●現状では,僧帽弁逸脱症の診断に最も適した検査法は断層心エコー法であり,Mモード心エコー図所見は補助的な役割にすぎない.
●カラードプラ法の併用により,僧帽弁逸脱の部位と僧帽弁逆流程度の診断が可能である.
●僧帽弁腱索断裂の診断には経食道心エコー法が最も有用である.
●正常人を病気であると誤診しないためにも,断層心エコー図による軽度の逸脱所見のみで病的状態であると診断してはいけない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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