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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻13号

1993年12月発行

文献概要

今月の主題 循環器疾患の画像診断 どう診断するか—選択と読み方

狭心症

著者: 山科章1

所属機関: 1聖路加国際病院内科

ページ範囲:P.2337 - P.2340

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●狭心症の診断は,基本的には病歴,虚血を裏づける心電図変化からなされる.
●非侵襲的画像診断には負荷201T1心筋シンチが繁用されるが,その目的は,①心電図によって虚血の診断ができないとき,②重症度の評価のため,③病変冠動脈の推定のため,④複数の冠動脈病変があるときinterventionを行う目標冠動脈決定のため,⑤陳旧性心筋梗塞では,梗塞後狭心症に関係する心筋viabilityの評価,残存虚血の証明のため,などである.
●各種画像診断所見を参考に,冠動脈造影所見から最終的な治療方針を決定する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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