文献詳細
文献概要
今月の主題 内科疾患患者の生活指導 循環器疾患
狭心症
著者: 長谷弘記1 福島和之1
所属機関: 1東邦大学医学部第3内科
ページ範囲:P.194 - P.197
文献購入ページに移動●労作性狭心症の治療の基本は冠血流量の増加,同一運動時点での酸素需要量の低下である.
●十分な病状説明を行い,亜硝酸剤を常に携帯させ,発作時にすぐ服薬させるようにする.
●食事指導の基本は適切な体重維持のための摂取エネルギー量を決定することである.一般には理想体重×30kcalとする.塩分は高血圧がない場合5g/日,ある場合は2〜3g/日とする.また脂肪は40g/日とする.
●運動量は運動負荷試験により強度を決め,最大運動能力の60〜80%を1回30分から1時間,週3回程度より始める.
●十分な病状説明を行い,亜硝酸剤を常に携帯させ,発作時にすぐ服薬させるようにする.
●食事指導の基本は適切な体重維持のための摂取エネルギー量を決定することである.一般には理想体重×30kcalとする.塩分は高血圧がない場合5g/日,ある場合は2〜3g/日とする.また脂肪は40g/日とする.
●運動量は運動負荷試験により強度を決め,最大運動能力の60〜80%を1回30分から1時間,週3回程度より始める.
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