文献詳細
文献概要
今月の主題 内科疾患患者の生活指導 循環器疾患
高血圧・低血圧
著者: 今鷹耕二1
所属機関: 1朝日生命成人病研究所内科
ページ範囲:P.208 - P.209
文献購入ページに移動●高血圧の治療としては,降圧剤の効果を高める意味でも,食事療法などの一般療法が重要であり,総カロリーは1,500kcal/日,塩分は7g/日以下にすることも1つの目安である.
●運動は若年者では積極的に行ってよいが,老人や冠疾患の危険性がある場合は注意する.
●降圧剤は朝の服用がよいが,利尿剤や一部のカルシウム拮抗剤は昼の服用を考慮してもよい.
●低血圧の治療の原則は生活指導であり,正しく食事を摂り,多少とも太るよう指導する.
●起立性低血圧の防止に努め,交感神経系の緊張を高めるため軽い運動を勧める.
●運動は若年者では積極的に行ってよいが,老人や冠疾患の危険性がある場合は注意する.
●降圧剤は朝の服用がよいが,利尿剤や一部のカルシウム拮抗剤は昼の服用を考慮してもよい.
●低血圧の治療の原則は生活指導であり,正しく食事を摂り,多少とも太るよう指導する.
●起立性低血圧の防止に努め,交感神経系の緊張を高めるため軽い運動を勧める.
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