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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻2号

1993年02月発行

今月の主題 内科疾患患者の生活指導

消化器疾患

過敏性腸症候群

著者: 佐々木大輔1 須藤智行2 阿部達也2

所属機関: 1弘前大学保健管理センター 2弘前大学医学部第1内科

ページ範囲:P.224 - P.226

文献概要

●IBSは予後はよいが,経過が長い.
●食事指導は,特定の食物に不耐症を示すことがあり,牛乳不耐症の有無を必ず確認する.炭酸飲料などガスを発生しやすい飲物は避け,食物繊維を摂るようにする.
●規則正しい排便の習慣をつけ,余裕をもってトイレに行くよう指導する.
●ストレスを解消するために,軽い運動をさせるとよい.ストレスへの積極的な対応として自律訓練法を行うのもよい.
●市販の下剤を常用している患者が多いが,IBSでは下剤は少量にとどめる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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