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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の主題 内科疾患患者の生活指導 呼吸器疾患

慢性閉塞性肺疾患

著者: 宮城征四郎1

所属機関: 1沖縄県立中部病院内科

ページ範囲:P.242 - P.244

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●慢性閉塞性肺疾患は重喫煙と関係し,その病像は慢性気管支炎と肺気腫に大別できる.
●肺気腫の病像を呈する場合は,呼吸困難の軽減を目的に早期から酸素療法が導入されるが,換気効率を上げるために口すぼめ呼吸などの呼吸パターンの指導,嫌気性代謝閾値を高めるための歩行訓練を中心とした運動療法を行う.
●慢性気管支炎群では気道分泌物の処理が最重要課題で,排痰を促すための胸部理学療法,気道上皮の繊毛運動を促すための薬物療法が主体となる.また高度の肥満があると低換気状態に陥るので,運動療法を処方して減量をはかる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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