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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻2号

1993年02月発行

今月の主題 内科疾患患者の生活指導

神経疾患

痴呆

著者: 森松光紀1

所属機関: 1山口大学医学部神経内科

ページ範囲:P.252 - P.254

文献概要

●薬物療法では痴呆の改善は望めない.したがって,“cureよりcare”が原則となる.
●運動機能障害を伴わない場合は,患者自身の生活リズムで行動させ,無理に向精神薬などを用いないほうがよい.
●運動機能障害を伴う場合は,歩行障害,排尿障害などの問題について家族を指導する.
●リハビリテーションは異常行動や日常生活動作の改善・維持が期待できるので,積極的に勧めたほうがよい.
●徘徊,暴力などの異常行動が強い場合は,デイケアやショートステイ,施設入所も考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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