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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻2号

1993年02月発行

今月の主題 内科疾患患者の生活指導

神経疾患

パーキンソン病

著者: 葛原茂樹1

所属機関: 1三重大学医学部神経内科

ページ範囲:P.262 - P.264

文献概要

●パーキンソン病は緩徐進行性の疾患であるが,適切な薬物療法と理学療法を行えば,機能的予後は大きく改善される.
●最も重要な薬剤はL-DOPAである.しかし,完全治癒は望めず,あくまでも障害の軽減を目的に服用される薬剤である点を理解させる.
●薬物療法の副作用は消化器症状と精神症状が主である.しかし,障害の軽減のためには副作用も止むを得ない場合があり,医師の指示を遵守させることが大切である.
●食事指導は特に必要はないが,適度の運動は継続させることが不可欠である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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