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文献概要
今月の主題 内科疾患患者の生活指導 感染症
感染症
著者: 北原光夫1
所属機関: 1東京都済生会中央病院内科
ページ範囲:P.306 - P.308
文献購入ページに移動●血管・心臓感染症は口腔内の連鎖球菌,また尿路・下部消化管の腸球菌によるものが多く,観血手技を受ける際は必ず予防的に抗生物質の投与を行う.
●腹膜炎は肝硬変に多く,悪化の防止,腹水の管理を行う.また憩室炎では便通の維持を心がける.尿路感染では尿路の清潔を保つ.
●溶血連鎖球菌,ブドウ球菌,MRSA感染症ではまず清潔を第1とする.
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