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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の主題 内科疾患患者の生活指導 精神神経疾患

不安神経症

著者: 中野弘一1 筒井末春1

所属機関: 1東邦大学医学部心身医学

ページ範囲:P.324 - P.325

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●不安神経症は発作が突然で,かつ激烈に生じるため,安静・臥床をとりがちになるが,死の危険や精神障害の前兆でないことを説明し,できるだけ活動的な生活を送るようにする.
●また慢性的な経過をたどることが多いので,規則正しい服薬と通院,生活態度を守らせることが大事である.
●食事の制限はいっさい必要ない.運動は不安の軽減に効果があるので,積極的に勧めたほうがよい.ただ,稀にパニック発作を誘発することがある点に留意する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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