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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の主題 内科疾患患者の生活指導 精神神経疾患

アルコール依存症

著者: 重田洋介1

所属機関: 1慶應義塾大学伊勢慶應病院内科

ページ範囲:P.329 - P.331

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●アルコール依存症は「習慣病」であり,①飲酒に対して自己抑制ができない,②過度の飲酒による身体障害がある,③飲酒による社会的問題がある,ことより診断される.
●アルコール依存症者は肝障害をはじめ,胃炎,胃・十二指腸潰瘍などの消化器障害,糖尿病,動脈硬化や脳梗塞,心筋梗塞などの合併症を併発することが多い.
●アルコール依存症者は飲酒癖を認めないことが多い.家族ならびに周囲の人たちはその点を考慮し,場合によっては医師との共同作業で対応を考えなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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