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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻2号

1993年02月発行

文献概要

今月の主題 内科疾患患者の生活指導 癌

担癌患者

著者: 重光希公生1 江口研二1

所属機関: 1国立がんセンター中央病院内科

ページ範囲:P.332 - P.338

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●担癌患者には退院後も定期的検査を勧め,異常があれば迅速に専門病院に送る.また医師には精神的不安へのサポートも要求される.
●日常生活指導としては,患者のQOLを考え,原則として食事は好きな物を摂らせるが,上部消化管および肝胆道系癌の術後は,脂肪の多い食品,野菜の生食は避ける.
●疼痛対策は担癌患者の治療に重要で,適切なモルヒネ投与方法も修得する必要がある.
●病名告知は担癌患者が前向きに生きる意味で重要であるが,告知後の治療に関しても医師は多大な努力を必要とされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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