文献詳細
今月の主題 ウイルス肝炎ABC
ウイルス肝炎マーカーの検査と臨床的意義
文献概要
●HCV第一世代抗体はHCV発見当初開発された測定系であり,C型肝炎の検出率は80%程度である.第二世代抗体は第一世代の欠点を補うために開発された測定系で,C型肝炎をほぼ100%診断可能である.
●C型急性肝炎では,HCV抗体が遅れて陽性となるため注意が必要である.HCV-RNAは発症早期に高率に陽性となる.
●C型慢性肝炎の診断には第二世代のHCV抗体が有用である.
●肝機能正常者でのHCV抗体陽性は過去の感染を示す場合もある.
●C型急性肝炎では,HCV抗体が遅れて陽性となるため注意が必要である.HCV-RNAは発症早期に高率に陽性となる.
●C型慢性肝炎の診断には第二世代のHCV抗体が有用である.
●肝機能正常者でのHCV抗体陽性は過去の感染を示す場合もある.
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