文献詳細
文献概要
今月の主題 ウイルス肝炎ABC ウイルス肝炎の治療と予防
B型肝炎の抗ウイルス療法—適応と限界
著者: 荒瀬康司1 熊田博光1
所属機関: 1虎の門病院消化器科
ページ範囲:P.505 - P.507
文献購入ページに移動●B型慢性肝炎では,e抗原陽性例ないしe抗原陰性でも,GPT異常例では肝炎の鎮静化を図る必要がある.
●e抗原陽性のB型慢性肝炎例にはインターフェロン(以下,IFN)連日投与法での治療効果は不良であり,ステロイド療法との組み合わせなどが必要である.
●e抗原陰性にもかかわらずGPTの異常を繰り返すB型慢性肝炎例には,IFNの間歇投与法が有効である.
●IFNには種々の副作用があるため,その使用には細心の注意を要する.
●e抗原陽性のB型慢性肝炎例にはインターフェロン(以下,IFN)連日投与法での治療効果は不良であり,ステロイド療法との組み合わせなどが必要である.
●e抗原陰性にもかかわらずGPTの異常を繰り返すB型慢性肝炎例には,IFNの間歇投与法が有効である.
●IFNには種々の副作用があるため,その使用には細心の注意を要する.
掲載誌情報