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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻3号

1993年03月発行

今月の主題 ウイルス肝炎ABC

ウイルス肝炎の治療と予防

C型肝炎のインターフェロン療法—適応と限界

著者: 日野邦彦1 妻神重彦1 加来浩器1 下田和美1 丹羽寛文1

所属機関: 1防衛医科大学校第2内科

ページ範囲:P.509 - P.512

文献概要

●C型肝炎に村するIFN療法の適応は,HCV抗体(第二世代)が陽性で,GPTの異常が認められ,かつ肝組織学的に慢性活動性肝炎と診断された例である.
●C型肝炎に対するIFN療法には限界があり,現在,最も有効率が高いと考えられる投与方法でもってしても,約40%前後の有効率である.
●組織学的に進展した症例やHCV-RNA量の多い症例,HCV genotypeがII型の症例の有効率は低率である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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