文献詳細
今月の主題 ウイルス肝炎ABC
ウイルス肝炎の治療と予防
C型肝炎のインターフェロン療法—適応と限界
著者: 日野邦彦1 妻神重彦1 加来浩器1 下田和美1 丹羽寛文1
所属機関: 1防衛医科大学校第2内科
ページ範囲:P.509 - P.512
文献概要
●C型肝炎に対するIFN療法には限界があり,現在,最も有効率が高いと考えられる投与方法でもってしても,約40%前後の有効率である.
●組織学的に進展した症例やHCV-RNA量の多い症例,HCV genotypeがII型の症例の有効率は低率である.
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