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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻4号

1993年04月発行

文献概要

今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報 診断とFAB分類

白血病の診断の進め方

著者: 吉田弥太郎1

所属機関: 1京都大学医学部第1内科

ページ範囲:P.596 - P.598

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●白血病は,進行の早さ,予後,白血病細胞の分化の程度などから急性白血病と慢性白血病に分けられる.また両者それぞれが,白血病細胞の性格からリンパ性白血病と非リンパ性白血病とに分けられる.急性リンパ性白血病は主として小児,慢性リンパ性白血病は主として成人にみられる.急性リンパ性白血病や急性非リンパ性白血病は,白血病細胞の起源や性状からさらに細かく分類され,亜型によって治療法や予後が相当に異なるので,診断の正確さが要求される.最近では病型分類に細胞遺伝学や分子生物学的手法が導入され,予後の判定にも役立つようになっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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