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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻4号

1993年04月発行

文献概要

今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報 治療の実際:薬物療法

小児超ハイリスク急性リンパ性白血病の化学療法

著者: 中畑龍俊1 石井栄三郎1

所属機関: 1信州大学医学部小児科

ページ範囲:P.652 - P.656

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●支持療法や骨髄移植療法の進歩により,従来予後不良とされていた“ハイリスク”ALLに対しても,強力な化学療法が可能となり,必ずしも“ハイリスク”が“予後不良”を意味しなくなってきている.しかしながら,染色体転座型ALLなど,依然として予後不良な“超ハイリスク”群も存在するため,さらに成績向上をめざして,多くの多施設共同研究がなされている.
●筆者らの施設では,東京小児がん治療研究グループおよびAT研究会のプロトコールに従って治療しており,極めて予後不良と考えられる症例には積極的に骨髄移植を行っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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