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今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報 治療の実際:薬物療法
慢性骨髄性白血病急性転化の化学療法
著者: 小林幸夫1
所属機関: 1東京大学医科学研究所内科
ページ範囲:P.670 - P.673
文献購入ページに移動●急性転化の型はさまざまであり,治療の反応も異なる.
●リンパ芽球性転化ではvincristine-steroid療法が有効である.
●リンパ芽球性転化寛解後は予防的髄注を行う.
●前骨髄球性急性転化に対してはretinoic acidが有効かもしれない.
●mithramycinによる骨髄性転化症例に対する分化誘導療法に関しては,最近では否定的見解が多い.
●Ara-Cを主体とした強力化学療法では,時に1年以上の長期生存が期待できる.
●リンパ芽球性転化ではvincristine-steroid療法が有効である.
●リンパ芽球性転化寛解後は予防的髄注を行う.
●前骨髄球性急性転化に対してはretinoic acidが有効かもしれない.
●mithramycinによる骨髄性転化症例に対する分化誘導療法に関しては,最近では否定的見解が多い.
●Ara-Cを主体とした強力化学療法では,時に1年以上の長期生存が期待できる.
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