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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻4号

1993年04月発行

文献概要

今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報 今後の展開

免疫療法とサイトカイン療法

著者: 幸道秀樹1

所属機関: 1都立府中病院輸血部

ページ範囲:P.704 - P.706

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●骨髄移植においてGVL(graft-versus-Leukemia)効果が明らかになり,ヒトにおいても免疫療法の可能性が出てきた.
●免疫学的作用をallogeneic effect(HLAなどの組織適合抗原が異なった時に発現する)と,そうでないものと分けて考えてみた.
●allogeneic effectであっても,サイトカインが媒介すると考えられ,サイトカインの投与でGVLと同様か,それ以上の効果が期待される.
●サイトカインの中ではインターフェロンとIL-2が注目され,特に後者は急性骨髄性白血病において,単独で寛解導入例が報告されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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