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今月の主題 白血病—研究と診療の最新情報 今後の展開
細胞移植と遺伝子治療
著者: 谷憲三朗1
所属機関: 1東京大学医科学研究所内科
ページ範囲:P.708 - P.711
文献購入ページに移動●細胞移植と遺伝子治療は,ともに次世代の移植療法の主流となっていくものと考えられる.
●しかし,この両者ともにまだ多くの問題をかかえており,臨床レベルで数多くの患者に利用されていくまでには時間がかかると思われる.
●本稿では膵細胞移植,癌に対する遺伝子治療,ならびにADA欠乏症に対する遺伝子治療の3つを例にとり上げ,各療法の現時点における臨床面での問題点と,これら先端医療の今後の方向性を論じる.
●しかし,この両者ともにまだ多くの問題をかかえており,臨床レベルで数多くの患者に利用されていくまでには時間がかかると思われる.
●本稿では膵細胞移植,癌に対する遺伝子治療,ならびにADA欠乏症に対する遺伝子治療の3つを例にとり上げ,各療法の現時点における臨床面での問題点と,これら先端医療の今後の方向性を論じる.
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