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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩 血液浄化療法の基礎

血液浄化療法の歴史と現在の問題点

著者: 太田和夫1

所属機関: 1東京女子医科大学第3外科

ページ範囲:P.792 - P.796

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●現行の主要な血液浄化法は①血液透析,②血液濾過,③腹膜灌流,④血液吸着,⑤プラスマフェレーシス,の5種類で,血液透析患者は現在11万人以上,最長例は25年を超えた。
●腹膜灌流はCAPDとして普及,全透析患者の4.7%に達した.血液濾過はフィルターに透析液も流す血液濾過透析法や,持続的血液濾過法,push and pull法など,改良工夫されている.
●血液吸着は直接吸着と血漿を分離し,吸着する血漿吸着となる特異性の向上が計られている.プラスマフェレーシスは人工肝臓や免疫療法に用いられ,効果を発揮している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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