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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩 病態と血液浄化療法

循環器疾患と血液浄化療法

著者: 稲永隆1 佐内透2 木村玄次郎1

所属機関: 1国立循環器病センター内科,高血圧腎臓部門 2九州大学医学部附属病院腎疾患治療部

ページ範囲:P.818 - P.821

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●薬物療法に反応しない重症心不全のうつ血状態の改善に血液浄化療法が有効なことがある.
●心血管系合併症を有する末期腎不全患者では血行動態の面からは血液透析よりも腹膜灌流のほうが適している.
●維持透析患者の死因の約半数は循環器系合併症によるものである.
●透析患者では,薬剤の排泄経路や透析性の有無に注意し,投与量,間隔を決める必要がある.
●冠動脈疾患が高頻度にみられる家族性高コレステロール血症にLDLアフェレーシスが有効で,粥状硬化病変の改善がみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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