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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩 病態と血液浄化療法

腎不全(急性・慢性)における血液浄化療法―腹膜透析

著者: 藤井正満1 白井大禄1

所属機関: 1大阪厚生年金病院内科

ページ範囲:P.834 - P.839

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●末期慢性腎不全においてCAPD(連続携帯式腹膜透析)療法は血液透析と対等の治療法である.
●CAPDは簡単な器具のみで施行できる在宅療法で,より完全な社会復帰が期待できる.
●相対的適応には,ブラッドアクセスの作製困難,体外循環が困難,乳幼児,血液透析施設への通院が困難,などがあげられる.
●相対的禁忌には,広範囲の腹膜癒着などのため有効腹膜透析面積が低下している場合などがある.
●重大な合併症として腹膜炎,腹膜透析不全がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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