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文献概要
今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩 病態と血液浄化療法
肝不全,胆・膵疾患における血液浄化療法
著者: 天野泉1
所属機関: 1社会保険中京病院透析療法科
ページ範囲:P.854 - P.858
文献購入ページに移動●肝不全,胆疾患の血液浄化療法の主役は,血漿交換法でありCHDFの併用も効果的である.
●血漿交換法は置換液として大量のFFPを使用するため,血液凝固因子やオプソニン蛋白の補給が可能となる.
●高ビリルビン血漿を伴う肝不全には血漿吸着法が適し,活性炭による血液吸着法は血中アミノ酸濃度補正に有効である.
●敗血症性肝不全にはエンドトキシン直接血液吸着法も期待できる.
●重症急性膵炎には腹膜灌流法を申心として,血漿交換法やCHDFを併用してもよい.
●血漿交換法は置換液として大量のFFPを使用するため,血液凝固因子やオプソニン蛋白の補給が可能となる.
●高ビリルビン血漿を伴う肝不全には血漿吸着法が適し,活性炭による血液吸着法は血中アミノ酸濃度補正に有効である.
●敗血症性肝不全にはエンドトキシン直接血液吸着法も期待できる.
●重症急性膵炎には腹膜灌流法を申心として,血漿交換法やCHDFを併用してもよい.
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