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今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩 病態と血液浄化療法
急性薬物中毒の血液浄化療法
著者: 田部井薫1 浅野泰1
所属機関: 1自治医科大学腎臓内科
ページ範囲:P.890 - P.895
文献購入ページに移動●急性薬物中毒の治療原則は,呼吸・循環系の確保と,初期治療としての胃洗浄,腸洗浄,下剤投与,強制利尿などによる薬物の除去ならびに排泄の促進で,次に各種血液浄化法が適応となる.
●血液浄化法の施行にあたっては,原因薬物の同定,薬物の体内動態,代謝経路,透析性などを十分に検討し,血液浄化法を選択する.
●さらに,患者の病態にあわせて,抗凝固薬の選択,使用する器具の選択なども重要である.
●血液浄化法は体外循環であり,透析施設のない診療機関での施行は慎重でなければならない.
●血液浄化法の施行にあたっては,原因薬物の同定,薬物の体内動態,代謝経路,透析性などを十分に検討し,血液浄化法を選択する.
●さらに,患者の病態にあわせて,抗凝固薬の選択,使用する器具の選択なども重要である.
●血液浄化法は体外循環であり,透析施設のない診療機関での施行は慎重でなければならない.
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