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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の主題 症例にみる血液浄化療法の進歩 病態と血液浄化療法

皮膚疾患と血液浄化療法

著者: 山田裕道12 高森建二1 小川秀興1

所属機関: 1順天堂大学医学部皮膚科 2現:国際親善総合病院皮膚科

ページ範囲:P.902 - P.907

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●皮膚科領域における血液浄化療法(plasmaexchange:PEとplasmapheresis:PP)は主に自己免疫性水疱症(尋常性天疱瘡:PV,水疱性類天疱瘡:BPなど)に行われている.
●PVやBPでは流血中に存在する自己抗体が病因と深く関与しているので,PEやPPにてこれらを除去することの治療的意義は大きい.
●ステロイド剤や免疫抑制剤の投与ができない症例,または投与しても改善がみられない重篤な症例が適応となる.
●PEやPPの治療効果は良好で,治療後の寛解期間は長く,重篤な副作用もほとんどない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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