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今月の主題 心不全診療の新たな展開 大規模スタディは何を教えたか
CONSENSUS
著者: 諸岡成徳1
所属機関: 1獨協医科大学越谷病院循環器内科
ページ範囲:P.1008 - P.1010
文献購入ページに移動●北欧3国の35施設でエナラプリルの心不全延命効果を評価した.
●重症心不全253例を二重盲検法で平均188日治療し,6ヵ月の死亡率はプラセボ群(126例)44%,エナラプリル群(127例)26%で,延命効果がみられた.
●心不全代償関連血中ホルモン値は死亡例で高く,エナラプリル群では改善していた.
●二重盲検試験後2年間追跡調査を行い,エナラプリル継続投与で死亡率は低く,初期投与効果は12〜15カ月後に消失,同死亡率となった.これは減負荷による心筋保護の結果と考えた.
●重症心不全253例を二重盲検法で平均188日治療し,6ヵ月の死亡率はプラセボ群(126例)44%,エナラプリル群(127例)26%で,延命効果がみられた.
●心不全代償関連血中ホルモン値は死亡例で高く,エナラプリル群では改善していた.
●二重盲検試験後2年間追跡調査を行い,エナラプリル継続投与で死亡率は低く,初期投与効果は12〜15カ月後に消失,同死亡率となった.これは減負荷による心筋保護の結果と考えた.
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