icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina30巻6号

1993年06月発行

文献概要

今月の主題 心不全診療の新たな展開 大規模スタディは何を教えたか

V-HeFT I,II

著者: 芹澤剛1

所属機関: 1東京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1014 - P.1015

文献購入ページに移動
●血管拡張療法(ハイドララジン・硝酸イソソルビド)が心不全患者の生命予後を改善することを示した最初の報告.
●軽・中等度の心不全患者では,ACE阻害薬エナラプリルのほうが,ハイドララジン・硝酸イソソルビド併用より心不全患者の生命予後を改善する.
●心収縮能の低下した無症状の心疾患患者で血管拡張療法を行っても,年間死亡率は8.2%(エナラプリル),14.9%(ハイドララジン・硝酸イソソルビド併用)にのぼる.
●冠動脈疾患による心不全の予後は悪い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?