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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻6号

1993年06月発行

今月の主題 心不全診療の新たな展開

心不全治療の最前線

血管拡張薬

著者: 上田慶二1 賀來俊1 中尾功二郎1

所属機関: 1東京都多摩老人医療センター

ページ範囲:P.1036 - P.1038

文献概要

●血管拡張薬によるうっ血性心不全の治療は,最近の循環器疾患の治療法における大きな変革のひとつである.
●血管拡張療法は急性期心不全,慢性心不全の両者に適用される.
●急性期心不全の治療に使用される血管拡張薬は,その特質をよく知ったうえで使い分ける必要がある.
●慢性心不全に対するアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬による血管拡張療法は,症状発症の抑制と死亡率の減少をもたらすことが大規模比較試験によって示されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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