文献詳細
文献概要
今月の主題 心不全診療の新たな展開 心不全治療の最前線
心臓移植
著者: 小塚裕1 古瀬彰1
所属機関: 1東京大学医学部胸部外科
ページ範囲:P.1060 - P.1062
文献購入ページに移動●1991年12月までに19,455例の心移植,1,212例の心肺移植の症例が登録されている.
●手術死亡率は9〜10%,遠隔成績は術後1年の累積生存率78%,5年で67%,10年で52%と良好である.手術成績の向上は免疫抑制療法と感染対策の進歩によるところが大きく,現在も活発に研究が行われている.
●ドナー不足が深刻な問題となっており,その対策として,ドナー心の虚血保存時間の延長,ドナーの年齢制限の緩和,移植情報ネットワークの整備,異種移植などの試みが研究,臨床応用されている.
●手術死亡率は9〜10%,遠隔成績は術後1年の累積生存率78%,5年で67%,10年で52%と良好である.手術成績の向上は免疫抑制療法と感染対策の進歩によるところが大きく,現在も活発に研究が行われている.
●ドナー不足が深刻な問題となっており,その対策として,ドナー心の虚血保存時間の延長,ドナーの年齢制限の緩和,移植情報ネットワークの整備,異種移植などの試みが研究,臨床応用されている.
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