文献詳細
今月の主題 心不全診療の新たな展開
心不全に対する基礎的研究の進歩
文献概要
●拡張型心筋症では,α受容体刺激によるPIレスポンスの亢進,およびSRの細胞内カルシウム濃度調節機構の低下により,細胞内がカルシウム過負荷の状態になっている.
●拡張型心筋症のアデニレートシクラーゼ系は,β受容体を介した刺激が細胞内に過剰に伝わりすぎないように,G蛋白質のレベルで制御されている.
●肥大型心筋症においてはα受容体刺激-PIレスポンス系が亢進している.
●拡張型心筋症のアデニレートシクラーゼ系は,β受容体を介した刺激が細胞内に過剰に伝わりすぎないように,G蛋白質のレベルで制御されている.
●肥大型心筋症においてはα受容体刺激-PIレスポンス系が亢進している.
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