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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻7号

1993年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 1993 抗生物質の選択と投与の基本

抗生物質の変更と中止の目安

著者: 喜舎場朝和1

所属機関: 1沖縄県立中部病院内科

ページ範囲:P.1198 - P.1199

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●起炎菌の目途がたたない状況で治療を始めなければならないとき,広域スペクトル抗生物質または併用療法を開始するのも止むを得ないが,2〜4日後に培養で起炎菌とその薬剤感受性が判明したならば,感受性が高く“狭域”スペクトルの薬剤に変更する.
●治療期間は,感染病巣および起炎菌の種別によって大まかに決まってくる.
●病巣部に器質的異常(COPD,胆道・尿路の狭窄など)や異物(気管内挿管,尿道カテーテルなど)が存在するかぎり,“菌の根絶”を目標に治療を続けてはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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