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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻7号

1993年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 1993 抗生物質の選択と投与の基本

培養検体の採取方法と同定結果の読み方

著者: 熊坂一成1

所属機関: 1日本大学医学部臨床病理

ページ範囲:P.1202 - P.1204

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●発病初期の化学療法開始前に,起病菌が最も多く存在していると考えられる材料をとる.
●通常,無菌の体液を採取する場合は常在細菌叢の汚染を避け,患者自身に検体採取を依頼するものは,その方法を教育する.
●検体の品質評価のために,検体の肉眼的観察と臭いに注意し,塗抹標本が作製できる検体はグラム染色をすることが重要である.
●培養以前の検査材料の保存条件も,その後の検査成績を左右する.
●検査結果を適切に解釈するためには,臨床微生物学と感染症学の両方の常識を必要とする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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