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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻7号

1993年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 1993 抗生物質の選択と投与の基本

単剤療法の理由と利点

著者: 高橋洋1 渡辺彰1

所属機関: 1東北大学加齢医学研究所内科

ページ範囲:P.1218 - P.1221

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●抗生物質療法の理想は,起炎菌に対して最も強い抗菌力を持ち,他の菌にはあまり影響を及ぼさない狭域抗生物質による単剤療法である.
●単剤療法の主な利点は,①経済性,②基礎的成績に基づいた治療,③副作用の防止・軽減,④治療的診断,⑤常在細菌叢への影響が少ない(菌交代症の防止)などである.
●単剤療法を効率よく的確に行うためには,起炎菌を正しく把握し,使用する薬剤の抗菌力や抗菌スペクトラムを十分に理解しておく.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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