文献詳細
今月の主題 抗生物質の使い方 1993
抗生物質の特徴と正しい使い方
文献概要
●ペニシリン系薬は細菌の細胞壁合成阻害薬で,殺菌的作用である.主としてグラム陽性・陰性球菌,Treponemaに有効である.
●天然ペニシリン系,ペニシリナーゼ抵抗性ペニシリン系,広域ペニシリン系の抗緑膿菌作用のあるもの,ないものに大別される.
●広域ペニシリン系薬はペニシリナーゼ非産生の大腸菌,赤痢菌,Salmonella,Proteusなどにも有効であるが,特に腸球菌,インフルエンザ菌に対して優れている.
●広域ペニシリンとβ-ラクタマーゼ阻害薬の併用は抗菌活性の増強が著明である.
●天然ペニシリン系,ペニシリナーゼ抵抗性ペニシリン系,広域ペニシリン系の抗緑膿菌作用のあるもの,ないものに大別される.
●広域ペニシリン系薬はペニシリナーゼ非産生の大腸菌,赤痢菌,Salmonella,Proteusなどにも有効であるが,特に腸球菌,インフルエンザ菌に対して優れている.
●広域ペニシリンとβ-ラクタマーゼ阻害薬の併用は抗菌活性の増強が著明である.
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