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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻7号

1993年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 1993 抗生物質の特徴と正しい使い方

アムホテリシンBとフルコナゾールの選択

著者: 舟田久1

所属機関: 1金沢大学医学部附属病院高密度無菌治療部

ページ範囲:P.1263 - P.1265

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●AMPHは抗菌域が広いが,髄液移行が悪く副作用が多い.発熱は投与継続で軽減する.
●FLCZは副作用が少なく髄液移行がよいが,抗菌域はCandidaとCryptococcusに限られる.
●顆粒球減少患者の抗細菌薬に反応しない発熱には,経験的AMPH治療が行われる.
●Aspergillus症やMucor症にはAMPHを用いる.
●慢性播種性Candida症にはFLCZの長期投与やAMPHの門脈内持続投与が行われる.
●AIDSに合併するCryptococcus髄膜炎の再発予防にFLCZによる維持治療が勧められる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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