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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻7号

1993年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 1993 抗生物質のエンピリック・セラピー

敗血症を疑わせる症例へのエンピリック・セラピー

著者: 西谷肇1

所属機関: 1帝京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1274 - P.1276

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●突然の悪寒,戦標,高熱,白血球著増では敗血症を疑う.
●低体温,頻脈,頻回呼吸でも敗血症を疑う.
●老人では,意識の変化(レベルダウン)や全身状態の悪化をみたら敗血症も疑う.
●敗血症を疑った場合,血液培養は抗菌薬投与前に最低2回,できれば3回行う.
●エンピリック・セラピーは原発感染巣と思われる病巣に多い原因菌をカバーするように選択する.
●基礎疾患のある場合や重症な場合にはアミノ配糖体を併用するとよい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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