文献詳細
今月の主題 抗生物質の使い方 1993
抗生物質のエンピリック・セラピー
文献概要
●膿性痰の市中肺炎ではインフルエンザ菌,肺炎球菌,B. catarrhalisが中心で,黄色ブドウ球菌,肺炎桿菌も重要である.
●咳嗽が強く,β-ラクタム剤無効の肺炎ではMycoplasma,Chlamydia,結核などを考える.
●市中肺炎に対するエンピリック・セラピーでは,軽症肺炎で基礎疾患がなければ経口剤治療も可能である.中等症以上の肺炎には注射剤を用いる.広域で組織移行が良く,かつβ-ラクタマーゼ安定の抗菌剤がファースト・チョイスの薬剤となる.
●咳嗽が強く,β-ラクタム剤無効の肺炎ではMycoplasma,Chlamydia,結核などを考える.
●市中肺炎に対するエンピリック・セラピーでは,軽症肺炎で基礎疾患がなければ経口剤治療も可能である.中等症以上の肺炎には注射剤を用いる.広域で組織移行が良く,かつβ-ラクタマーゼ安定の抗菌剤がファースト・チョイスの薬剤となる.
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