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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻7号

1993年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 1993 抗生物質投与中に起こる問題とその対応

抗生物質と腎機能

著者: 鈴木幹三1 松浦徹1 山本俊幸1

所属機関: 1名古屋市厚生院内科

ページ範囲:P.1308 - P.1310

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●腎毒性薬は,腎組織に直接作用するものと過敏反応によるものに大別される.
●抗菌薬の腎毒性は系統別に異なり,ポリエン系のアムホテリシンB,ポリペプチド薬,アミノ配糖体薬の腎毒性は強い.
●腎毒性を持つ抗菌薬を使用する際は,定期的に腎機能検査を行い,早期に腎障害をチェックする必要がある.
●腎不全患者に腎排泄型の抗菌薬を投与する場合は,腎障害の程度に応じて投与法を調節する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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