文献詳細
図解病態のしくみ—肝臓病・12
文献概要
肝硬変は慢性肝疾患の終末像と考えられており,肝障害に起因する直接的な臨床症状と検査成績の異常を示すのみでなく,全身諸臓器の障害を伴う多彩な全身性疾患である.最近の診断技術の確立や治療法の進歩により,生存期間が延長するとともに,肝細胞癌を高頻度に合併することが問題となっている.肝硬変と肝細胞癌の両者の総死亡率は全死亡の5.2%を占めており,わが国の成人病死亡の大きな要因となっている.
掲載誌情報
図解病態のしくみ—肝臓病・12
文献概要
掲載誌情報
本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。
※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら