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今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病人口の現況と予後
IDDMの頻度と予後
著者: 田嶼尚子1 丸山道彦1 清水佳苗1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学第3内科
ページ範囲:P.1392 - P.1394
文献購入ページに移動●わが国のIDDMの発症率は年間10万人当たり約2名で,思春期の発症が多く,世界で最も頻度が低い.
●発症率は国内で差はなく,増加傾向は明らかでない.
●IDDMの死亡率は約6/1,000人年で男女差はなく,普通の人に比べて9倍死亡するリスクが大きい.
●治療の進歩や医療制度の改善の結果,死亡率は近年大幅に低下している.
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