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今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病人口の現況と予後
NIDDMの頻度と予後
著者: 関川暁1 江口英行1 五十嵐仁子1
所属機関: 1山形大学医学部第3内科
ページ範囲:P.1396 - P.1397
文献購入ページに移動●尿糖スクリーニングでは,無自覚,無症状のNIDDMはかなり見逃される.
●対象者全員に直接,糖負荷試験を施行すると,NIDDMの頻度は10%,推定で600万人存在することが報告された.
●耐糖能異常者の死亡率比は1.2〜1.5倍である.死因の第1位は悪性新生物である.
●脳血管障害,心疾患,腎症を血管障害として一括すると,死因の約半数は血管障害である.
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