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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻8号

1993年08月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病の病態と成因

Slowly progressive IDDMの病態と成因

著者: 小林哲郎1

所属機関: 1虎の門病院内分泌代謝科

ページ範囲:P.1412 - P.1414

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●Slowly progressive lDDMの臨床的特徴は,①当初はNIDDMの病型をとるが,徐々にインスリン分泌能が低下し,最終的にはIDDMとなる,②膵島細胞抗体は持続陽性を示す,③中年発症で男性の方が頻度高く,また進行しやすい,④HLA-DR4,DQA 1*0301-DQB 1*0401との関連が強い,⑤膵島のみならず膵外分泌腺へのリンパ球浸潤,萎縮などがみられる,などである.
●この際,糖尿病の進行は食事,運動療法により遅延させることが可能で,臨床的な努力の余地がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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