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今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病の病態と成因
Slowly progressive IDDMの病態と成因
著者: 小林哲郎1
所属機関: 1虎の門病院内分泌代謝科
ページ範囲:P.1412 - P.1414
文献購入ページに移動●Slowly progressive lDDMの臨床的特徴は,①当初はNIDDMの病型をとるが,徐々にインスリン分泌能が低下し,最終的にはIDDMとなる,②膵島細胞抗体は持続陽性を示す,③中年発症で男性の方が頻度高く,また進行しやすい,④HLA-DR4,DQA 1*0301-DQB 1*0401との関連が強い,⑤膵島のみならず膵外分泌腺へのリンパ球浸潤,萎縮などがみられる,などである.
●この際,糖尿病の進行は食事,運動療法により遅延させることが可能で,臨床的な努力の余地がある.
●この際,糖尿病の進行は食事,運動療法により遅延させることが可能で,臨床的な努力の余地がある.
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