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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻8号

1993年08月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病のコントロールに必要な検査法とその進め方

尿糖検査の活用法と限界

著者: 清野弘明1 阿部隆三1

所属機関: 1太田西ノ内病院糖尿病センター内科

ページ範囲:P.1424 - P.1426

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●食事療法および経口血糖降下剤治療患者において,尿糖測定は糖尿病自己管理の有効な手段である.
●尿糖検査の実施において重要なことは,2回排尿法による尿糖測定である.尿糖検査60分前に排尿し,その後60分間に生成された尿を採取し,尿糖検査を施行する.
●血糖が腎臓での糖排泄閾値を越えた場合に尿糖が陽性となる.この腎排泄閾値は平均170mg/dlといわれている.1日尿糖排泄量は5g以下にするのが治療として望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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