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文献概要
今月の主題 糖尿病 1993 糖尿病のコントロールに必要な検査法とその進め方
血糖自己測定法の進歩と実際的活用法
著者: 鈴木吉彦1
所属機関: 1鈴木内科病院
ページ範囲:P.1431 - P.1433
文献購入ページに移動●血糖自己測定は測定装置の飛躍的進歩により,精度や操作面での問題が一掃され,微量血液での測定も可能となって,上腕,前腕など痛みの少ない部位での採血ができるようになった.
●血液が得られにくい場合でも,専用の吸引具を用いることによって無痛性に十分量の血液が得られるようになった.
●こうした進歩により誰もが楽に採血できる新しいシステムが確立され,さらには,AbA1cと血糖値の同時測定,インスリン注射時の血糖測定,コレステロールや乳酸値の自己測定への応用,人工膵臓開発などが期待される.
●血液が得られにくい場合でも,専用の吸引具を用いることによって無痛性に十分量の血液が得られるようになった.
●こうした進歩により誰もが楽に採血できる新しいシステムが確立され,さらには,AbA1cと血糖値の同時測定,インスリン注射時の血糖測定,コレステロールや乳酸値の自己測定への応用,人工膵臓開発などが期待される.
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